忍者ブログ
君主onlineブログ+
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

20日は関ヶ原の戦いらしいので、そこだけ見るかもよ、NHK大河ドラマw
でも、騎馬兵とか歩兵が散開して、ワーッと走っていたら、ダウトですw


おかげさまで、推薦人20名以上確保いたしました。

ありがとうございます。

さらなる上積みを目指しておりますので、

みなさまの応援、引き続きよろしくお願いします^^


まず騎兵についてですが、日本の戦国時代においては、
偵察や伝令、運搬用としての役割がほとんどで、
映像でよく見るような、サラブレッドに乗った騎兵が突撃するなんてことはありません。
日本の在来種はポニーくらいの大きさしかなく(異説はある)、
これで集団突撃というのも無理があります。

また、競馬ファンの方ならよくご存じでしょうが、
馬は育成に時間と費用がかかる一方で、非常に臆病、敏感な生き物で、
矢や銃弾、大声が飛び交う戦場に持ち込んだら、使えなくなってしまいます。
戦国時代では、馬から降りて敵陣に向かうのが常識でした。

ですから、長篠の戦いで、武田の騎馬隊が、織田・徳川の連合軍に
突撃を繰り返すも、鉄砲に敗れ、以後の戦争の方式が一変した、
というのも事実ではありません(これについてはいずれ触れます)

その後、大坂の陣で伊達家の騎馬鉄砲隊(西洋でいうところの竜騎兵に相当するか)
が登場するものの、太平の世が続くと騎兵が発展することはありませんでした。

その結果、300年後の日露戦争では、
秋山好古(よしふる。日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を破った連合艦隊の
参謀・秋山真之の実兄)が一から日本の騎兵隊を作らなければならなくなります。

騎兵については日本と西洋では異なる運用・発展を遂げているので、
興味のある方は調べてみてください。

歩兵もよく考えればわかることですが、
個人がバラバラに走っていたのでは、戦力としては期待できません。
槍を構えて集団で運用してこそ戦力として機能します。
バラバラになるのは潰走となり、敗北を意味します。
でも、槍を持った兵士の集団が、ポコポコ相手を槍で殴る、
という「リアルな」シーンは、大河ドラマの「毛利元就」でしか記憶にないんですよね。

ちなみに、槍兵がぶつかる前に、いわゆる準備射撃ではありませんが、
投石や弓、鉄砲による遠距離攻撃が行われます。
誰だって、自分は傷つかずに相手を攻撃したいものです。

うっかり書きすぎたので、蒲生氏郷の後編は明日!
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
秋山さんは知ってますとも。窓ガラス拳でぶち破った人ですね!w
「センゴク」はリアルよりの合戦描写をしようと苦心している漫画ですけど、見ると弓と鉄砲の恐ろしさがハンパ無いです。ドラマとしてどーよという描写にはなっちゃうのかもw
amasiz 2009/09/17(Thu)21:59:53 編集
無題
騎兵の本質を象徴的に表そうとしたわけですが、そこだけ抽出すると意味不明な人になってしまうので…w

現在上映中の映画でも槍でぽこぽこするシーンがあるらしいのですが、やっぱりおもしろくないみたいねw
おもしろさを追求して戦争していたわけではないので、両立はしないわな^^;
Rakuna 2009/09/18(Fri)22:06:55 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
[293]  [292]  [291]  [290]  [289]  [288]  [287]  [286]  [285]  [284]  [283
ブログ内検索
プロフィール
HN:
Rakuna
性別:
非公開
自己紹介:
君主online、元朱雀官(二期)
このゲームが終焉を迎えるときまで冬眠しています。
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
リンク
 
 
 
777
 
 
最新のコメント
[11/20 Rakuna]
[11/19 DEBBY]
[11/12 Rakuna]
[11/05 DEBBY]
[08/14 debby]
[05/03 amasiz]
最新TB
バーコード
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]